| 旅立ち12号〜15号 旅立ち16号〜19号 旅立ち24号〜27号 |
| 旅立ち28号〜29号 旅立ち30号〜35号 旅立ち36号〜 41号 旅立ち42号〜43号 |
| 旅立ち20号 旅立ち21号 旅立ち22号 |
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旅立ち 第23号
発行 2004年11月7日
NPO法人 全国引きこもりKHJ親の会(家族会連合会) |
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埼玉生まれの「引きこもり」組織
親の会が初の全国集会
埼玉新聞10月3日1面トップ記事より他、日経新聞・産経新聞・東京新聞・全国の地方紙で掲載 |
居場所などネットワーク化
「ニート」(若年無業者)をはじめ、若者の生きづらさがあらためて注目されている中、埼玉で生まれた「全国引きこもりKHJ親の会」(本部・岩槻市、奥山雅久代表)が主催する初の全国集会が二日から都内のホテルで始まった。集会には北海道から鹿児島県まで三十三地区会の代表ら約百人が参加。「居場所」「訪問サポート」「新就労形態」など活発に事例を交流した。
行政の支援を強く要望
「三十歳前後の若者は親の定年を間近に控え、何とか仕事をしたいと痛切に感じている。でも、ひきこもっていた数年間の空白が怖くて履歴書さえ書けない」と親の会に所属するNPO法人「京都オレンジの会」の稲垣緑理事長は話した。
同会は今年から京都府の委託事業(二百万円)として、三十歳代の若者向けに就労支援を開始。中小企業が職親になって受け入れる一方、同会が「ジョブコーチ」を付き添いとして派遣する。
同会は共同作業所として二つの居場所も運営。こちらは京都市から一人六万円の補助が出ているが、このような例は珍しい。行政の支援はまだまだ遅れており、全国では若者の居場所の運営費を親たちが捻出(ねんしゅつ)しているのが現状。
愛知、岐阜、三重三県の「なでしこの会」(伊藤進代表)は、日本福祉大(名古屋市)と共同で「訪問サポート士」育成に向けたネットワークづくりに乗り出した。
伊藤代表は「居場所に来ることができる人は数%しかいない。ひきこもりの若者に共に寄り添う訪問サポート士の育成は急務です」と話した。
このほか、新潟市から八十八万円の助成金を受けたNPO法人「秋桜の会」、無料電話相談を始めた東東京「楽の会」の報告もあった。
「楠の会」(鹿児島県)代表の浜畑麗子さんは「会報のやりとりはしているが、全国の皆さんの顔を一度見てみたかった。さまざまな取り組みを聞けて勉強になります」と話していた。
集会では全国の居場所、グループホームのネットワーク化、訪問サポート士派遣協会の結成、政府、自治体への要望などが採決された。最終日の三日は新潟県精神医療センター診療部長の中垣内正和さんらの講演が予定されている。

全国引きこもりKHJ親の会 5年前に県内で発足したひきこもり問題に取り組む唯一の全国組織。38地区会、5830家族が所属。親のメンタルケア、若者の居場所づくり、訪問サポート士養成に取り組む。 |
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全国地区代表者研修会議の採択文 2004年10月2日
1,何種類かの「取り組むべき問題、推進すべき課題」を併記
ー、全国の「居場所」、「グループホーム」のネットワーク化と増設、質的向上の推進
ー、各地での訪問サポート士の育成の取り組みと近い将来「訪問サポート士派遣協会」を各地に
ー、上記件や家族会への国、自治体の支援、補助、助成の推進の要望
ー、交流、関係団体との「次世代育成社会協議会」の提唱 (当事者の新就労形態の模索試行含む)
2,各部会(委員会)の設置
☆ KHJ運営方針 検討部会 世話役 奥山 雅久 理事会及び執行部 各地方ブロック会長、本部役員
☆「調査部会」 世話役 佐藤 英 海外ネットワーク、関係大学、全地区会
☆「自立支援」 検討部会 世話役 小西 勝之、稲垣緑、大学関係者、KHJ連携施設、全地区会
☆「医学・心理学的取り組み」部会 世話役 中垣内 正和 KHJ連携専門家集団及び 依頼専門家
☆ 広報担当部会 奥山、元当事者数十名、担当顧問、全地区会、有志等
☆ 行政ネットワーク部会 奥山、平野、池田、中村、支援議員、関東地方の会長役員、有志等
☆「次世代育成社会協議会」推進部会 本部、地区全役員、顧問団、関係団体、メディヤ、有識者
☆ 訪問サポート士の育成と中間施設推進部会 全地区会(取り組めるところから)
☆ 新就労形態と新事業推進部会 委員長 木村 榮治、奥山、有志、試行地区会 全国ネットワークで協力してゆく
3,地方別ブロック化を推進し域内協力と地域活性化の促進 域内会の役員等の交流、会報の交換、域内の関連情報(医療、中間施設、自治体対応情報職親、専門家等の)
域内での共同事業 例(特産品の開発事業で当事者の雇用創出ーー北海道「うらがべてるの家」の‘昆布‘の様な)
4,各地方ブロック会長と部会長、委員長に依る 複数代表制への移行へ(集団指導体制)
(来賓連携団体)
(社)日本青少年育成協会・高野山真言宗本山・(財)日本青少年教化協議会・(社)日本断酒連盟 |
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| 次世代育成社会への模索推進(全引連
KHJ全てに参画)望まれる「次世代育成社会協議会」 |
てらネットEN
縁 設立 10月18日
(財)全青協 TEL03-3541-6725
全国の全伝統仏教界、各界に呼びかけネットワーク化スタート |
不登校、ひきこもりの若者を支援
不登校やひきこもりに悩む若者たちの自立を支援するため、全国の寺院などが来月、ネットワーク組織「てらネットEN(えん)」を設立する。悩める人たちの駆け込み寺になると期待されている。
ENは「縁」と「円」を意味するといい、北海道や群馬、千葉、香川など全国十二の寺院とその関連団体が宗派を超えて参加する。ひきこもりの子を持つ「親の会」などが協力する。
財団法人「全国青少年教化協議会」(東京・中央区)に事務局を置く。十月十九日から相談窓口(03・3541・6777、毎週火・金曜の午前十時ー午後五時)を設け、家族や本人の希望を考慮したうえ寺院を紹介する。メール(info@teranet-en.org)による相談を受付ける。
ひきこもりの親などで作る「全国引きこもりKHJ親の会代表の奥山雅久さんは「ひきこもりの若者は対人不安を抱えています。若者がいろいろな人と接することができる居場所が各地に増えていくことはありがたい」と話す。(読売新聞日曜版掲載より一部抜粋)
☆不登校・引きこもりに取り組んでいる各宗派の寺院
大聖寺・伊藤晃(北海道)/金剛寺・志田洋遠(群馬)/大明寺・楠山泰道(神奈川)/宗徳寺・寺田良英(長野)/清水寺・清水谷善英(兵庫)/(財)喝破道場=報四恩精舎・野田大燈(香川)等
◎関連団体
NPO全国引きこもりKHJ親の会(家族会連合会)、NPO「以和貴」・NPO東京シューレ等 |
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引きこもり問題で意見交換
盛岡で集会
岩手日報九月十九日掲載より |
不登校や引きこもりについて意見交換する北東北青少年の自立を考える盛岡集会(県登校考える父母の会など主催)は十八日、盛岡市のサンセール盛岡で二日間の日程で始まった。
引きこもり、不登校の子供を抱える親や居場所を提供する関係者ら約八十人が参加。全国引きこもり 親の会代表の奥山雅久さんが「引きこもりからの自立へ現状と課題」と題して講演した。
奥山さんは、百六十万人以上、三十世帯に一世帯の割合で引きこもりが存在するとし、高年齢化、長期化、内在化の懸念を指摘した。親子が共に自立できない「共依存関係」を問題としたうえで「親が主導権を握ることが重要」と強調した。
東北六県の親の会、自立支援団体の代表者らが活動報告し、事例を交えながら各団体の連携を確認した。最終日は精神科医の児玉隆治さんの講演と不登校、若者の自立を考える分科会を開く。 |
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ひきこもりは「ノー」のサイン
青年二人経緯を語る 2004年10月2日(土) 埼玉新聞より抜粋 |
埼玉新聞社発刊の「ルポひきこもり」の出版記念シンポジウム「ひきこもりからの旅立ち」が29日開かれた。
パネラーの藤代寿樹さん(30)は、小三年〜中二年までいじめに遭い、強迫神経症に大学で不登校になった。
「高校時代、いじめられないように気配を消し、神経をすり減らした。そのリバウンドで大学でドロップアウトした」転機は大学で受けたカウンセリング。「神経症を治すのではなく、病気とつき合うことだ」とアドバイスを受け「固まっていた気持ちがほぐれ」、八年間かけ大学卒業。現在は、支援する「青年のつどい」のリーダーと
して活動。 もう一人の当事者、秋子さん(27)は小学校から不登校を繰り返し、中学校の通学日数はわずか十日間。中学卒業後、十五歳から二十二歳までひきこもりになった。
「母は入退院を繰り返し、四歳年上の姉は暴走族に。私は家にいたので両親の過保護、過干渉を受けた」 転機は四年前。母が死に、通夜への参列がきっかけで徐々に外出を、半年後には英語教室に入学。二年前から「青年のつどい」に加わり、現在はスタッフとして広報と書記を担当している。 |
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| 東西で就労支援センター設立へ |
11月1日京都(関西)・東京(関東)で引きこもり「就労へ向けた社会参加への支援センター」準備会が、11月1日設立へ向けスタートした。
これはすでに稼働し始めている情報センター「ISIS」「NPO京都オレンジの会)の呼びかけに「リーダ」(NPO・KHJ東東京楽の会)が呼応し、東西で準備会の開設となった。全引連KHJ本部は、これを支援し、そのノウハウの蓄積を全国各地区へ提供開示してゆく方針だ。
さらに、独立行政法人高齢・障害者支援機構の各県支所等との連携を模索。 |
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「親の不安解消」シンポジウムと個別相談会
(社)日青協TEL03-3269-8411
9月〜10月 全国16会場で実施 |
☆引きこもりを長引かせないために少しでも早い発達障害の識別対応策を!。LD、ADHD、高機能自閉症、アスペルガー、不登校から引きこもりに至るメカニズム解明へ。
◎ 参加組織
アカデミーインタナショナル、知覧学園(鹿児島)、星槎国際高等学校、高野山高等学校(和歌山県)、稲葉学園(大分県)、名東学院(名古屋)、全国引きこもりKHJ親の会(家族会連合会)等 |
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第一高等学院(ウイザスグループ)
★30歳以上3分の1以上(早い段階での対応を)
不登校から引きこもりへの移行阻止を |
まず通信制やサポート校で高卒や大検資格を
全国の大人組みの引きこもり者の半数以上が高校、中学で不登校となり、結果、小学卒、中学卒のままで、学歴コンプレックスが、引きこもり者の自信の無さに輪をかけている現状がある。
これに応えるべく、随時全国ネットで相談に応じ、心のケア、無料相談を行っている学院がある。
全国各地で、40校を容する第一高等学院では、多くの不登校引きこもり者の高卒、大検合格者を輩出している。
お問合せは
0120・761・080
東日本 0120・128・259
東 海 0120・509・364
西日本 0120・014・844 |
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「引きこもり」と「ニート」
「親や親の会(家族会)の立場と悩み」 |
「引きこもり」と「ニート」の位置付け問題の俯瞰図を紹介したいと思います。
調査部・東海なでしこの会(抜粋)
●図中右側の「ニート」(無業者)は働かず、国民年金保険も税金も払わない不就業の若者で、厚生労働省の調査では、過去10年間で1・6倍となり、60万人弱居るとされ、巷間では百万人居るとも云われています。
●その左に、特に長期化した大人組の「引きこもりゾーン」を表しました。
●「聞き取り調査」では、何らかの神経症圏や色々なパーソナリティー障害を含む、2次3次障害の複合症状をもつがものが多く見られます。 ここで、強調しておかなければならないことは、少なくとも、「引きこもり」の場合、働く意思がない(DONOT)ではなく、働きたくとも、心理的自縛で第3者の居る場に出られず、働けない(CAN
NOT)ことが、「ニート」(DO NOT)と決定的に違うところだと思います。そして、当然のことですが、就労意思のない、俗に「引きこもりモドキ」と呼ばれている者と軽度の「引きこもり」との区別が大変に難しいことが指摘されています。
●一方、医学的治療方法や法的定義が確立されている統合失調症(精神分裂病)や気分障害(躁鬱病)の場合でも「引きこもり」状態はあるが、長期化した神経症圏の引きこもりの場合は格別に“世間体意識・自尊心、排他性・非社会性”が強く、「引きこもり度」は“徹底的である”と両方を知っている友人が感想を語ってくれました。
また、「引きこもり」としての統計の中に統合失調症や気分障害の該当者が含まれている場合のあることが専門家からも指摘されていますが、この境界域でも精査・区別の難しい場合があるようです。即ち、単純な無業者と精神障害者との間〜“社会現象問題”と“障害問題”との間の領域で浮動的に扱われているのが、この時代〜この日本に生まれた百万人の「引きこもり」の実態なのです。
●そして、「引きこもり」は隠れていて、その“顔”が家族以外に見えないことが決定的な問題です。 姿・顔の見えない、隠れ・隠されているものに支援の手が差しのべられ難いこと☆対象の若者の高年齢化と多様化にともなう対策の困難さ、長期化懸念が問題となってきているようで、若者問題の難しさは日本に限られたものでないようです。
一方、百万人の“若者ホームレス”が都会にたむろしていると云われるドイツにおいても同様に取り組まれ、巨額の支援予算が投じられているようですが、英国、ドイツ、デンマーク、スペインなど
諸国が連携して行動計画(Action Program)を推進していることは英語文献で知ることができます。
原則的に、労働市場に国境のなくなったヨーロッパ事情を紹介する文献の表題にも「NEET」がみられ、その根本理念は「自立」や「共生社会」でした。
●日本の最近動向:
日本で、ニート、即ち、若者の不就労問題について、最初に大きな警鐘を鳴らされたのは、英国に駐在し、国際的視野で実態を調査・研究されてきた千葉大学の“宮本みち子”教授です。(朝日朝刊記事、および著書)
昨年8月3日の朝日朝刊に、先生の“大人になれない若者〜何が起こっているか〜どう対処すべきか”という見出しの、記者の聞き取り記事があります。また、02年10月に「若者が〈社会的弱者〉に転落する」の著書(洋泉社)を発表されています。 |
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ルポ「ひきこもり」
価格800円 |
行き詰まり、混迷を深める時代の狭間において、何とか活路を見出したいと願う方々に、問題の本質的な解決の方向を提言する書として本書をお薦めいたします。
推薦のことば 精神科医・医学博士
中垣内正和〈新潟県立精神医療センター〉 価格800円
お申込はFAX048-758-5705 ご購入ページへ |
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各地区会会報より 元不登校生の堂々たる人生
連合「いばらき里芋の会」会報より
同会代表 菊地 芳明さん |
今から
年前、「不登校」とか「引きこもりと」いう言葉も対応のガイドラインもなかった頃、ぼくは学校に行けなかった。学校も、先生も、周囲の大人も友達もみんなキライだった。学校に行けない自分もキライだった。
今、ここにいる自分のことも、その頃の自分自身のことも、好きになっている。自分をわかってくれる友達は、猫しかいないと思ってたのに、見渡せばこんなにたくさんの人が、僕の回りにはいるんだなー。
猫になっていたら、きっとこんなに楽しく充実した生活はなかったのだろうなー。でもあのころ、地獄のような日々……。
朋友進学アカデミー 塾長
代表取締役社長 菊地芳明
津軽三味線サークルGenki「弦喜会」主宰
つくば子どもと教育生相談センター 運営委員
KHJ全国親の会 茨城連合
いばらき「里芋の会」代表
引きこもりの若者の会「O・F・A」相談員
不登校からの軌跡
9才 小学3年 祖母死亡、弟誕生、三味線を始める
13才 4年 学校に行き渋るようになる
中学 1年 1学期後半から長期欠席
2年 中学にはほとんど行かず部屋にこもる
3年 担任が変わり少し登校 *謝恩会
16才 高校1年 民謡部・アルバイト・性格を変えて
2年 ほどほど楽しい高校生活 ボランティア
3年 都内就職内定(1人暮らしに期待)
19才 コックの夢→ちょっと挫折、転職
20才 喫茶レストランで頑張る チーフになる
21才 楽しい職場の人間関係(引っ越し)
22才 調理師免許取得 大学受験決意
23才 大学の受験勉強(国学院、東洋大合格)
24才 感動の大学初授業 充実生活
25才 仕事との両立 ちょっとしんどい
26才 仕事との両立 ちょっと苦労
27才 教育実習→入院→卒業
28才 学習塾講師→塾長へ
29才 日本女子大(通信制学生へ)
31才 相談センターとの出会い 自己変化→授業の変化
35才 引きこもりの青年たちと共に
〜39才現在 塾での充実感 |
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旅立ち 第22号
発行 2004年9月12日
NPO法人 全国引きこもりKHJ親の会(家族会連合会) |
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引きこもり対応
国の当面の風向き決まる
ニート(若者無業者)問題の一環として行政対応へ 代表 奥山 雅久 |
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文部科学省は来年度、フリーターや引きこもりの若者の自立を促すために、「草の根
ラーニング」と名付けたネット上での人材育成支援に乗り出す方針を固めた。関係省庁で進める「若者自立・挑戦プラン」の一環で、大学、専門学校や企業の協力を得て、「ジョブカフェ」や「ヤングハローワーク」などを拠点に、全国五か所でモデル事業を始める。
計画では、企業の研修システムや大学、専門学校の講義を、十五分ほどの番組にして、若者が自宅のパソコンや携帯電話で受講できるようにする。番組内容は、面接や職場での人付き合い、提案説明技術などのコミュニケーション能力向上に関するものや、業種別の職業紹介、地場産業の紹介など、さまざまな関心に応えられる内容を想定している。
フリーターは全国に二百万人いるとされ、引きこもりも四十万人に上るとみられているが、文科省は、こうした若者がパソコンには慣れていることに着目。就職に失敗したり、職場になじめずに離職したりして意欲を失っている若者に「いつでも、どこでも、だれでも」学べるシステムを提供して、対人関係が苦手な人にも、得意な道をを見つけてもらえるようにするのが狙い。
ウェブサイトでは、希望する資格を取得するのに必要な勉強は何かなど、学習ガイドの機能も持たせ、拠点となるジョブカフェなどには相談員を配置してアドバイスしてもらう。
都道府県レベルで事業連合体をつくってもらい、五地域をモデル地域に選ぶ。
下敷きになったのは、英国で成功しているネット教育事業、「ラーン・ダイレクト」。同国では昨年、百万人の利用者があり、全国二千か所に学習センターが置かれてい
るという。
同省では、「若者の行動様式に合わせた方策で、キャリアアップを進めたい」としている。
読売新聞8月13日掲載より
職業紹介/資格取得ガイド/5地域に拠点 文科省方針 |
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転 換 期の引きこもり問題
全国地区代表者研修会議(10月2日〜3日)
新たな課題、方針の動き? 東京 |
| (報告) |
・訪問サポート・中間施設・自治体との協力
・新就労形態(ニート問題) |
| (審議) |
■専門部会制・地方別ブロック化で複数 代表制へ?
☆「次世代、育成社会協議会」の提唱 |
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規律と技術を伝授
フリーター「塾」国が設置へ
合宿生活、朝礼と体操、農林業従事、職業訓練 |
| 厚労省
200万人を超えて増え続けるフリーターへの対策として、厚生労働省は合宿方式の「若者自立塾」を設置する方針を決めた。規則正しい共同生活をさせて、職業意識や生活規律、就職に役立つ役立つ専門技術などを身につけてもらおうというもの。企業へのアンケートで、若者の忍耐力や社会性に不満が強いとの結果も出ているが、束縛されることを嫌う傾向があるフリーターが、どれだけ参加してくれるか未知数だ。 |
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厚労省は、専修学校や職業訓練法人などへの委託事業または補助事業とする考えで、05年度に全国10カ所程度でスタートさせる見通しだ。
2〜6カ月間ほど集団生活を送りながら、農作業や森林作業、職業訓練などのカリキュラムをこなす。朝礼や体操、ランニングなど、基本的な生活習慣を身につけるメニューも取り入れる。詳細は未定だが、食費など一部費用は参加者の自己負担になり
そうだ。「終了段階で資格が取得できるなど、魅力的なカリキュラムになるよう工夫したい」としている。
厚労省が、自立塾のモデルにしたのは、米国の「ジョブコア」制度と沖縄の社団法人「沖縄産業開発青年協会(青年隊)」の合宿訓練だ。
ジョブコアは、64年以来、高校中退者などの雇用状況を改善するために行われてきた公的な合宿訓練で、現在全米約120カ所で実施されている。本人の費用負担はなく、読み書き、コンピューター・運転などの基礎的な教育のほか、チームワーク、時間順守、自己抑制の仕方などの社会生活訓練、職務体験などを行う?
青年隊は沖縄県北部にある全寮制の教育訓練機関で、 55年以来、建設機械の実習や農業・畜産自習、規律訓練などのプログラムを行い、これまでに約7千人が修了している。6カ月のプログラムで、大型特殊自動車の免許や溶接技能など多くの技能を習得できる。
厚労省によると、フリーターの数は02年時点で約200万人。03年の経済同友会のアンケートでは、若者に不足しているものとして、「忍耐力」をあげた企業が7割、「市民としての自覚」は5割だった
朝日新聞6月13日掲載より。 |
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HIKIKOMORI
訪問サポート事例共有研修会議実施
埼玉県の県担当者も出席しての事例共有研修会議全国代表者研修会議で経過発表へ
訪問記録をINパソコンで共有も検討 KHJ本部(埼玉) |
 ■ 将来の訪問サポート士派遣協会を視野に去る八月二十二日(日)、全国引きこもりKHJ親の会は、この春の訪問サポート士養成講座に続き、訪問サポート事例共有研修会議を開催した。
すでに訪問サポートを行っている七人の訪問事例発表を約四十名の訪問サポート士3級登録者が聞き、より多くの事例を共有した。
質疑応答や臨床心理士のスーパーバイズィング等があり、より的格で多様な対応がなされるようにするのが狙いだ。
■ インターネットで事例共有も
今後は同種の会議を重ね、事例をより多く共有するため匿名性を確保して訪問記録をフォーマに記録し、サポート士同志がインターネットで共有できるようにする計画もある。 |
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新たなスタートラインを若者とご家族に
若者の就労支援事業 特定非営利活動法人京都オレンジの会 |
様々なな事情で社会から離れた若者にとって、経済的自立を含めた社会参加は、就労機会の減少とご本人の経験不足により困難の一途をたどってきています。
このたび、NPO法人京都オレンジの会では、京都府府民労働部雇用対策プロジェクトからのNPO就業支援活動推進事業を受けて、若者がひとたび社会参加を意識した際の環境整備を図り、就労支援の道筋をご用意します。ぜひこの機会に私たちの事業にご参加ください。
就労したい若者を研修生として、若者の状況に理解を持つ受け入れ先(職親)の下で就労研修を行います。また、研修生には常にジョブコーチが付き添い、研修生に対する講習指導を通じて補助します。
「初めての仕事で不安…自分にもできるかな?」
若者が抱える不安や課題を、研修生・受け入れ先・ジョブコーチの三位一体の関係で私たちは解決しようと考えています。
受け入れ先の温かい支援とジョブコーチの笑顔が、若者を待っています!
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| 次世代
問題(ひきこもり・ニート)民間で懸命な動き続く |
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7月15日 (木) 「若者無業者に対する就労支援について」(主催)経団連21世紀政策研究所 東京千代田区
7月24日〜8月13日 ひきこもりテーマの映画「青の塔」ロードショー 監督・脚本坂口香津美 東京下北沢
8月1日「現代のエスプリ」訪問カウンセリング特集 発刊/至文堂 編集/武藤清栄・渡辺健
8月中旬「ルポひきこもり】心の叫び、家族の絆、発刊/埼玉新聞社、共著/新井健治・奥山雅久
8月中旬「思春期の心」発刊/医学書林、著/井上洋一
9月18日(土)、19日(日) 「北東北青少年の自立を考える盛岡集会」主催/NPO岩手県不登校を考える父母の会、サンセール盛岡 019-651-3322
9月5日(日) 「育て上げ」ネットセミナー」主催「育て上げ」ネット事務局 042-527-6051)「はぐれ雲」。富山市タワール111
9月12日(日)〜10月31日(日)「親子の不安解消のために」連続シンポジウム相談会
主催/(社)日本青少年育成協会 問合せ先 03-3269-8411 全16会場
9月12日(日) 札幌・18日(土) 新潟、19日(日) 埼玉(埼玉教育会館)、20日(祝)横浜、25日(土) 福岡、26日(日)
松山、10月2日(土) 岡山、
10月3日(日) 鹿児島・9日(土) 神戸・10日(日) 名古屋(中小企業センター)・11日(祝) 大阪(中央公会堂)・16日(土)
東京・17日(日) 仙台・23日(土) 広島・
10月24(日) 宇都宮・31(日) 沖縄 (いずれも、13:00〜17:00)
9月20日(祝) 「不登校、ひきこもりをめぐって社会的自立をめざして」川又直、斎藤環 10:00〜16:00 上智大学8号館401号室 主催/創性 東京四谷
9月29日(水) シンポジウム「ひきこもりからの旅立ち」主催 埼玉新聞SSC 18:30〜21:00 さいたま市民会館うらわ7階
10月2日(土) 〜3日(日) 全国引きこもりKHJ親の会(家族連合会)「全国地区代表者研修会議」東京飯田橋
10月18日(月) 「引きこもり対応寺院ネットワーク」設立フォーラム 主催/(財)全青教、東京築地本願寺
11月7日(日) 「専門家にきくひきこもりからの回復」講師/斎藤環、主催/全国引きこもりKHJ親の会関東ブロック、東京都北区赤羽会館(13:30〜16:00) |
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ひきこもりサポートナビ人気絶頂!
インターネット 時代と国策に乗る
3ヶ月で登録会員(無料)一万人突破 |
 当連合会が共同主宰しているひきこもりサポートナビが大変な人気だ。
主宰の(株)シンクプロジェクト社長の木村榮治さんによれば、ひきこもりサポートナビが主要メディアで紹介されるにつれ会員(無料)が急増した。さらに経団連に呼ばれ、内閣府からは事業委託を受ける方向とのこと。
多くの一流企業から業務提携や同サポートシステムへの提携支援が申し込まれ、システムの運営とバージョンアップが確保される見通しとのこと。
URL: http://www.hikikomori-navi.com |
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全国からの反響ありがとうございます
宜しくお願い致します。 |
 行き詰まり、混迷を深める時代の狭間において、何とか活路を見出したいと願う方々に、問題の本質的な解決の方向を提言する書として本書をお薦めいたします。
推薦のことば 精神科医・医学博士
中垣内正和〈新潟県立精神医療センター〉 価格800円
お申込はFAX048-758-5705 ご購入ページへ |
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| ニート
(NEET) とは |
もともとはイギリスで大きな社会問題となった若者無業者問題、「Not
in Education Employment or Training」の略。
 働くための活動自体に踏み出せないという点で、失業者やフリーターよりも深刻。
ヨーロッパ等の先進国の若者問題で、ドイツ(1200億円予算)等で国家的に予算を組み取組中。
解 説
引きこもりという生きにくさを背負って、対人緊張、対人不信、対人恐怖にあり、メンタルケアーを必要とする人々には当面、対策予算は付けにくい。
しかし「働くという意志があれば、国は就業訓練の場の予算を組みますよ」が、昨今の答え。この矛盾とハードルを如何、越えるか・・・?。 |
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各地区会報より
親心 パートV 宮城県「タオ」 「タオ短信」より 小原雄二 |
◇胡坐の上の手を押しのけて、ここが自分の指定席かのようにすっぽりと納まり、押しのけた手に本を持たせて「読め」という仕種が愛らしい。婆さんが目を細める。あぁやっぱり父ちゃんがいいんだべなやと!
◇あの頃は自然に受け入れていたように思う。私は何か満たされた気分になっていた。今にして思えば、子供が生まれたときに親になったという感情は、余り湧いてこなかったように思う。ただなんとなく俺も親になったかという程度でした。元気で無事に育ってほしいという思いでした。
◇時が過ぎ、歩くようになり話すようになると、他人様の子より我が子を思う感情が強くなり、さらに子供への期待からか、親バカになりいつの間にか子供のあら捜しをするようになり、親の人生観を押し付け、価値観をも強要し、ついに子供に思い知らされて、気がついたように思う。
◇子供を親に近づけるより親からすり寄ることも必要なのかもしれない。かって親はすり寄りをいっぱいやっていたように思う。幼い子をあやしている時や何の疑いもなく信じ切って話す子供たちと話していた頃は無邪気な心の世界に入っていたように思う。
◇いつ頃から何故失っていったのか。子供の感情の変化や豊かさを無視していたのかもしれない。
◇「俺が引き込もらなかったらお前ら俺が悩んでいることを知ることができなかっただろう。」これは親への強烈な伝言ではないか。今、私に出来ることは今さら膝の上とはいかないが、見守り続け子供(すでに立派な大人ですが)の変化を見逃さないことだと思っています。見守り続けることは親としてははがゆく苛立ち、そして辛いことであり、私自身相当の訓練を必要とするものと思う。しかし子どもはそれ以上にもがき苦しんでいることを思い、心の中で頑張れと声援を送りたい。
◇以上、これは表向きの回答で本根のところは、大人になった子供の生活行動を見聞きするにつけ、腹立たしく毎日が苦悩の連続です。
◇親なればと思う気持ちが通じないもどかしさ。毎日起きる重圧に耐えきれずにいつか衝突するかも知れない不安にかられる。話たら良いのか話さない方が良いのか。どのような話し方をしたら良いのか。◇私も起伏が激しく、なかなか子離れができず、気が付くと共依存の中へ嵌り込んでいくことになる。見捨てたといっては嘆き、諦めたといっては干渉する私の脳も、乱れっぱなしです。
反発しながらどこかで引き合っている。反発が強ければ強いほど依存も強くなる。
子供の最後の砦は守るも責めるも親なのかもしれない。◇親にも頑張れと声援を送りたい。親が頑張れるのはいつか認めてくれる者がいるからだと思う。善き理解者の居るタオがある。タオには感謝です。(文章一部割愛)
川 柳
・待つことに 意味はあったか 無かったか
・狂いたし 虎のように獅子のように 負け犬のように
・捜しています 昨日失くした 私の欠片
・うたた寝の 君は悲しや 壊れた時計
作・荒井矢代
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旅立ち 第21号
発行 2004年7月4日 全国引きこもりKHJ親の会(家族会連合会) |
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秋の全代研を前に
(全国地区代表者研修会議) 10月2日〜3日
徹底討論で課題の明確化と共有を
引きこもり問題 次のステップ 代表奧山 雅久 |
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全国の各地区会が一周年〜四周年を迎える中、各地の親の会(家族会)は、活動の中で親、家族のメンタルヘルスケアと勉強をある程度果たし、わずかだが当事者向けの活動も広がってきた。
しかし、当事者の大多数は家族機能不全、親子共依存のなかにあり、その展望は、次の点で開かれに難いのが現状だ。
一、受け皿となる中間施設、訪問サポート士の圧倒的不足と補助金不足。
一、公的機関の対応力不足と、自治体の支援体制不全
一、主導権を保持しての親の腹のククリ不全。
一、百万人を超える(社会共有の)次世代問題としての国家的バックアップの不足
一、二十一世紀型欧州型福祉の実現の待望
☆引きこもり当事者の@社会参加への流れとA厳しい就業状況

長い引きこもりから脱出、埼玉県親の会(居場所)からM県グループホームをへて、K県で社員として就業中2年。(K県親の会で筆者と再会。一緒にカラオケへ) |
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親子の「共依存」問題
引きこもり背景指摘
「親の会」代表講演 |
引きこもりの子供がいる親たちでつくる県「楠の会」(植田美紀子代表)の例会は十六日、宮崎市原町の県福祉総合センターで開いた。埼玉県の全国引きこもり親の会の奥山雅久代表らが講話、会員ら約四十人が熱心に耳を傾けた。
奥山代表は「ひきこもりの実態と今後の展望」のテーマで話し、引きこもりを「心的巣ごもり」と表現し、「世間体が唯一の価値基準になっている日本の社会的な問題」と把握。引きこもり長期化の背景には親子の「共存依存」の問題が横たわっていることを指摘し、「親が子に対し主導権を失ったら、とことん行く(長期化する)」と注意を促した。
また、「子供は家庭ではなく、社会の中で大人になっていく」との認識を示した上で、実社会に出れられるようになった引きこもり者について「最初は仕事も三時間ぐらいからスタートするのがいい、いきなり七時間(労働)では本人が壊れる。そして、つらいときは中間施設や家庭に帰れるようにすること」とアドバイスした。
この後、大阪府吹田市の引きこもり支援団体、NPO 以和貴(いわき)の小西勝之代表の講話もあり、この半年間、二十代の子供が引きこもっているという母親から「このまま安定的にこもり続く続けるのでは」と悩みが出された。
小西代表は「社会観、世界観など親が自分の価値観を明確にし、自分の生き方に没頭することが大切。そうすれば子供も自分の生き方を揺さぶられ、変化が現れる。カウンセラーや精神科医に頼る親も多いが、解決能力は親の※腹のククリからスタートと実践」と答えた。
※KHJで一部訂正 (宮崎日日新聞五月二十二日掲載より) |
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| 厚労省、若者の就労支援をNPOに委託 |
厚生労働省は10%近辺で高止まりしている若年層の失業対策として、若者と接点を持つ非営利組織(NPO)への業務委託を拡大する。定職に就く意欲の薄い人たちの就労意識を高めるのが狙い。希望者にはボランティアや職業訓練について記録した「就職手帳(仮称)」を配る方針で、2005年度の予算要求に盛り込む考えだ。
現在の就労支援策は公共職業安定所(ハローワーク)などを基盤としており、こうした公共施設に足を運ばない若者には支援が及ばない。対照的に、NPO主催の就労支援相談会や就労体験には、口コミなどで本人や保護者が数百人集まる。
若者と独自のつながりを築いているNPOを通じて職業紹介や職業訓練を実施すれば、支援を受ける若者の範囲を大きく広げることができると判断した。 |
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特集 引きこもり 社会は何ができるのか
模索 人が人に関わること、一歩で も前進当家族連合会の本年度テーマ
「訪問サポート士と中間施設の推進」の実践例 |
引きこもり訪問サポート、ピアカウンセリング、家族教室からの報告
訪問サポートでの回復例(埼玉県委託事業・訪問サポート・ピアカウンセリング)
@A市 男性 24歳 ひきこもり5年 H16年春自衛隊入隊にて就労
訪問サポートに出向き計1年7ヶ月の間、この当事者とは結局あわずじまいだったが、親子が4年以上に渡り会話すらない状態だったので家族(両親と2人の兄弟)に対する引きこもりへの理解と家族関係の改善を続けた結果、会話が戻り就労へと改善した。
AB市 男性 24歳 ひきこもり7年以上
7年間の間外出は一度も無し、約1年半の訪問の結果 H15年11月に外出をし、現在家族とともに緩やかに社会復帰を目指す。
訪問の際この当事者も会うことはなく、但し最後に家族と自分の4人でプロ野球を観戦に行ったことで急速に改善する。
現在は訪問を一時休止し家族と共に今後社会にどのように参加するかを模索中。 なお、この当事者は自宅訪問で直接会うことはなかったが、親を通して野球などの趣味の分野でコミュニケーションを続けたことで心を開いてくれる。その間野球グッズや試合の話題などで信頼を得られるように努めた。
BC市 男性 21歳 ひきこもり5年 家庭内暴力等で一家離散、
H15年2月に訪問に出向いた後すぐに家族が当事者からの暴力に耐えかね一家離散、本人も家族も極めて危険な状態だったので、家族不在のまま細やかに訪問サポートを行う。
9月には自分と共に旅行に出かけるなど急速に回復。
10月には一時訪問を終了し、現在は KHJの居場所『スペースA』に通いながらカウンセラーの治療も受けている状態。
スペースAでは対人関係もほぼ良好で現在前向きに自己の回復をめざしている。
CD市 男性 24歳 ひきこもり10年以上、強迫性障害ほかの精神障害を持つH14年9月より訪問を開始する。
小学生のころのイジメが原因で長期の引きこもりのために、社会参加は困難な状態で現在も断続的に訪問サポートは続けているが、強迫性
障害のため、外(デパートや駅)などのトイレが使用できない為に長時間の外出は困難だった。
訪問開始から数ヶ月後に外のトイレの使用が出来るようになる。
H15年にはひとりでの積極的外出も出来て秋からは体調の良い時にKHJの居場所『スペースA』まで家族か私の同行の上遊びに来れて対人関係も良好になる。
H16年1月からはとても前向きで今まで入れなかった大衆浴場に入ったり、家族と旅行をするなど心身共に前向きな状態まで回復する。但し、長期に渡る支援は必要との本人と家族からの訴えで現在も断続的に訪問サポートを実施している。
本人はこの訪問サポートを『自信をつけて親に苦労をかけないまでに力をつけるための訪問』と考えていて、遊びというより『行動療法』的な視点で現在問題改善に努力している。
DE市 男性 28歳 ひきこもり5年 外出や電車、人ごみが苦手な当事者、
H14年春より月1回ペースで当事者が社会になれるのを主な目標に訪問サポートを実施する。
1年半の間まったく外出がなかったために約1年をかけて、ゆっくりと話し合いながら、ただの外出からはじめて、人ごみ、電車などに挑戦しながら1年後にはひとりでの外出が可能になる。
H15年夏に自分ひとりで某所の自助グループに参加したり、月1程度のボランティアに参加ができるまでに回復したので訪問を終了する。
EF市 男性22歳 ひきこもり5年 高機能自閉症における家庭内暴力と一家離散。
当事者は医師の診断では『高機能自閉症』とのこと。その為、知性は充分あるが対人関係や社会活動が困難で頻繁に家庭内暴力を振るう。
平成15年3月から本人が通っている病院での親子面談に訪問サポートとして立会い、平成 年4月現在でも2週間に1回の親子面談に立会い母子共々訪問サポートを行なっている。
訪問サポート開始当初は、母親と会うたびに暴力を振るっていたが、親子面談以外に、キャッチボール、サッカー、買い物などに付き合い、本人からの相談、電話での相談など色々接していくうちに 今では、暴力も無くなり、本人の意思でスペインの語学学校に通うなど回復の兆しが見えてきている。
しかし、寂しくなると、色々な所に電話を掛けまくったり、感情の起伏が激しいので、訪問サポートは母親の要請もあり続けて行なっている。
FF市 男性22歳 ひきこもり8年、最近の医師の診断では高機能自閉症と診断。
その為、知性は充分あるが買い物依存や対人関係、社会活動が困難で頻繁に家庭内暴力を振るう。
平成15年10月から、父親の要請により、パソコンのホームページ作成を、家庭教師として教える所から本人と接触し訪問サポートを行なう。
週に1〜2回の割合で本人にパソコンを、教えている。その他、買い物、カラオケ、本人にの趣味である同人誌のイベントなどにも一緒に同行している。さらにビリヤードも教え、なるべく人に接する機会を多く持つよう勤めている。
平成15年11月末に暴力により一ヶ月ほど保護入院したが、今では落ち着き、当初の2日に一度位は落ち込んだり、暴力を振るっていたのが、あまり切れることも無く、落ち込みも週に一度位に減っている。
まだまだ、感情の起伏が激しい時も見受けられる、また、落ち込んだ時の買い物依存、寂しい時などサポート士への電話も2日に一度位はあるので、今後もサポートは続けていく。
GG市 24歳 ひきこもり4年 強迫性障害の為、初めて行く建物に入れない-などの症状がある。
平成15年12月にパソコンを本人の要請により教えに行く。本人は月例会に毎月参加しているので、帰りには、家まで車で送るなどのサポートも行なっている。 その他にボーリング・カラオケ・ビリヤードにも一緒に行ったりして、始めていく場所の恐怖を行動治療により、なれさせています。
今では、自転車で2時間位走っているようで、少しづつ良くなってきている。
HH市 30歳 ひきこもり6年 対人恐怖症 人の目が気になり外出が困難。
ストレスが溜まり、思い余って本人より電話にて要請。パソコン家庭教師として、接触し状況を母親より説明を受けた。
ストレス発散の為、本人が通っている教習所についていった後、ビリヤード・バッティングセンターに一緒に行き、なるべく人が多く居る所に出かけストレス発散とともに、人に慣れさせる事を行なう。
また、本人と話している時に色々な場所に出て行くのに車の免許があると便利だよと話をしたら、教習所に通うようになったが、対人恐怖の為中々思うように行かず電話によるサポートで相談・話し相手になり、何とか車の免許を取り、今では、家の車でたまにドライブ行けるようになった。
現在は、電話によるサポートを行なっております。
Iその他、 O町の Y工房(居場所)では、木工職人( 20歳代)、農業人( 20歳代)を目指し就業訓練中
(2人とも親から離れアパート住まいしながら居場所に通い就業訓練)
家族教室での回復例
H市 男性26歳 ひきこもり7年
強迫性障害や外出困難などのあらゆる社会活動が困難な当事者家族関係が悪化していたので出来る範囲から家族相談により関係回復を目指す。
1年半後、それまで無理解だった父親が母の家族教室での話しを参考に子供との関係回復を目指す。
数回の自衛隊入隊受験を繰り返し、 年秋に合格する。
その後入隊してそれまで苦しんでいた強迫性障害が嘘のように克服でき現在も自衛隊にて社会参加を継続している。
母は今までの苦労を忘れないためにと、問題解決後の現在も家族教室やスペースAなどに出向き他の家族のヘルスケアに尽力を注ぐ。
I市 女性 22歳 ひきこもり4年
自殺企図、無気力などのひきこもり3人兄弟の末娘で上のふたりが学問も社会的にも優秀なためか、自分に自信が持てず、ひきこもり、多数の問題行動を起こす。
母親が家族教室にて様々な相談の後に親子で出来る内職を実施することにより、自殺企図などの問題行動が緩和され、現在は母と娘で緩やかに回復を目指す。
J町 男性25歳 ひきこもり6年 家庭内暴力、外出困難など当事者が高校卒業後に家庭内暴力を頻繁に起こす。
当事者が『東京でひとり暮らしがしたい』との訴えを聞き、家族教室で他の家族と相談の上、 H15年に親の資金で東京にてひとり暮らしを始める。
その後、アルバイトをしたり電話で親をねぎらったりと一応の改善は見られ、その当事者の問題は終息に向かっていたが、 H16年になって下の兄弟がひきこもったために再度違うかたちで家族問題が再発する恐れも考えられる。
K市 男性22歳 ひきこもり5年 発達障害における家庭内暴力と一家離散。
当事者は医師の診断では『発達障害』とのこと。その為、知性は充分あるが対人関係や社会活動が困難で頻繁に家庭内暴力を振るう。
父親が失踪、その後母と子は別居しながら他の訪問サポーターなど多数の支援の元、 H15年から家族教室では母親のメンタルヘルスの相談を行う。
現在当事者は落ち着き勉学に励み、母はボランティアなどを行いながら一時の苦悩からは脱却する。 |
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| 新刊本『ルポひきこもり』 七月下旬発売 |

こうご期待宜しくお願い致します
共著 埼玉新聞記者 新井健治・全国引きこもりKHJ親の会 奥山雅久 |
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○家族全員救われましたうつ症状が消え耳鳴りがピタリ
○ギンキョウ60を飲み始めた息子のこと |
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家族全員救われましたうつ症状が消え耳なりがピタリ
(広島県 Iさんからの手紙)
ギンキョウ60を飲み始めた息子のこと
(埼玉県Mさんからの手紙)
前略お送りいただきました「旅立ち」の封筒に『迎春』を印刷していただき、今年は特別な思いでお受けいたしました。
いろいろと紆余曲折がありましたが、昨年12月18日から自分の意志で、ギンキョウ60の服用を開始、ただいまも継続いたしております。
また体力回復のためだと、気が向けば散歩をしております。6年の引きこもりを経た後の「前向きに生きてみよ」との変化であります。
この状況変化に到りましたのも、ひとえに奥山代表、事務局・ご支援してくださる皆々様の賜物と、深く感謝いたしております。
さんざん苦しんだ末の選択でありますので、良い結果になるよう見守っていく所存であります。そのためには貴会を頼りとして、親がより一層を学ばなければなりません。急いでも、のんびり構えていても、よくありません。しっかりとついていきますので、今後ともより一層のご指導、ご鞭撻を賜りたくお願い申し上げるものであります。
上、ご報告とお願いまで 草々
※イチョウ葉エキスは、抗成人病薬物質です。全ての引きこもりの方々に適用とは限りません。 |
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ひきこもりサポートナビがリニューアルしました!!
〜インターネット家庭教師〜
Open Your Heart... ひきこもりサポートナビ
URL: http://www.hikikomori-navi.com お問合せ:info@hikikomori-navi.com |
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そんなひきこもり・不登校当事者、ご家族の皆様からの声に「ひきこもりサポートナビ」は応えます。
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ハンドルネームで生徒とやりとりしますので、ひきこもり当事者・経験者であることが気になる人でも安心して家庭教師ができます。
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旅立ち 第20号
発行 2004年5月9日 全国引きこもりKHJ親の会(家族会連合会) |
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引きこもり 訪問サポート士
100名誕生 代表 奥山 雅久
埼玉、京都、神戸 これからの研鑽期待 |
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グループホーム徳弘寮(中間施設)が厚労省に申請 |
 九州太宰府にある就学就労に実績のあるグループホーム徳弘寮は、寮生達の就業促進のなか、当事者の様々な特性、ニーズの職域の開発に苦慮している。
このため、代表の松岡秀暢さんは厚労省に 若者や引きこもり経験者を積極的に採用する事業所や店舗に厚労省認定のステッカーを付与する便宜を図り、その店舗、事業所の社会的貢献度協力性を表示できるよう申請中である。
合せて、一定基準を満たした、これらの事業所は、障害者採用のケースと同じ恩典を付与してもらいたいものである。 全国引きこもりKHJ親の会(家族連合会)はこれを支持します。
「徳弘寮」 TEL/FAX 092・923・7996 |
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引きこもり薬害にご注意!
薬の選択とカウンセリング併用を |
■とりわけ注意したい
リタリン
(調査中 20都道府県でリタリン使用中)
神戸市在住の医師小川良一氏は、多くの引きこもり当事者を診察して、彼らが薬害に侵され薬物中毒になっているかを診療データを基に語った。
注意したい薬品は、 リタリン(抗うつ、眠くならない)、セルシン(催眠剤)、セレネース(精神安定剤)ドグマチール(抗精神薬)、ベゲタミン(催眠剤、安定剤)、ハルシオン(催眠剤)、デパス(抗不安剤)等である。これらの薬剤には依存性と一部覚醒剤でもあり、なかなか抜けられない恐れもあるといわれている。
■薬を適宜使用する場合は、カウンセリング等と併用して、副作用の少ない SSRI(デプロメール、ルボックス、パキシル等)は適切に使用可であろう。 |
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38番目の滋賀県家族会スタート「Good
heart 滋賀」
草津ひきこもりの子ら支援
全国親の会県内初支部発足
読売新聞滋賀県版四月十八日掲載 |
 引きこもりや不登校の若者を支援している草津市のボランティアグループ「不登校・引きこもりサポート会 Good−heart 滋賀」(加藤日出子代表)が、唯一の全国組織「全国引きこもりKHJ親の会」(本部・埼玉県岩槻市)の県内初の支部に認定され、十七日、草津市立人権センターで約五十人が参加して記念講演会が開かれた。
「サポート会」は、引きこもりの子の家族ら約四十人で昨年九月に結成。カウンセリングや講演会などを続けてきた。
 「親の会」は、埼玉県の奥山雅久さん(59)が代表となり、一九九九年十二月に発足。全国に三十七支部があり、約五千七百家族が加入。全国での実態調査や、国への働きかけなどを続けている。
記念講演会では、奥山さんが「引きこもりの実態と展望」と題して、「国の対策はまだ十分でない、我々家族の団結が大切だ」などと約一時間話した。
加藤代表は「発足したばかりのサポート会だが、会員たちの努力で引きこもりから回復できた子もいる。親の会の協力も得ながら、活動を充実させていきたい」と話している。
サポート会の連絡先は、加藤代表宅(077・567・1160) |
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不登校・引きこもり寺院ネットワーク
今秋設立へ向け勉強会 |
(財)全青協主催に依る「不登校・引きこもり寺院ネットワーク」設立に向け、関係者で勉強会が始まっている。
これは、伝統仏教界が宗派を越えて不登校引きこもりに問題に係っていこうとの試みである。
現在全国各地で青少年問題に取組んでいる寺院が核となっり、それぞれの宗派で活動を広げて対応をネットワーク化し、これ等の案件の展望に資する目的で今秋にも設立される見込みだ。
全国数万ヶ寺のたとえ一%でも、これに応じて頂けたら、数百ヶ所の寺院の参画が期待できる。対象メンバーとして、全国引きこもり
親の会は去る三月二十四日の築地本願寺の第一回目の勉強会に参加して次の案件を提出させて頂いた。下記
-ご提言・要望-
ー、全国各地でのお寺の僧坊や会館で、ひきこもり当事者向けの、「若者の居場所」や「自助グループ」の場所をご提供もしくは催行。
(月に一度〜週二、三回 昼間もしくは夜会でも。ウィークデーの)
ー、当該家族の精神的ケア(悩み相談)、できれば訪問活動
ー、内面性の強い引きこもり当事者の預かり(下働きとして一時お預かり修行させて頂く)。 |
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| お勧め本 |
精神療法
(6月末発刊)
発行 金剛出版
TEL 03 (3815) 6661
¥1800(税別 ) |
「現代のエスプリ」
発行 至文堂 7月発刊
TEL 03(3268)220 |
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「引きこもり問題のバイブル」の本
新聞労連ジャーナリスト大賞 (特別賞)
受賞記念本発刊 (6月中旬) 発刊
埼玉新聞社
推薦文 精神科医・医学博士 中垣内 正和(新潟県立精神医療センター)
引きこもり問題のバイブルとして・・・
共 著 新井健治氏(埼玉新聞記者)
奥山雅久 全引連 代表 定価800円 |
 本書には、引きこもり問題への取り組みが立ち上がる経緯、現在の到達点、および今後の方向性が語られています。また本書では、埼玉県から始まったこの運動が、如何に時代の病理の本質を捉えたものであったか、全国的に展開した必然性は何かを知ることが出来ます。
驚くべきことは、この書に語られている当初からの取り組みの方向が、引きこもり問題の解決に根本的に有効であり続けている点にあります。いわゆる饒舌な引きこもり本を何冊読んでも得られない重みが、本書にはあります。その理由は、引きこもり問題を抱える親たちや息子たちが、異様な「世間体文化」の偏見にさらされながら、苦悩しつつ歩んできた本物の実践が書かれているからです。
一行、一行にその苦悩と勇気と英知とが滲んでおり、それは不登校・ひきこもりと関わるほとんどの人々の問題意識と重なっています。その意味で、本書は引きこもり問題のバイブルといってよいと思われます。
現代社会は、親の生き方が若者に通用しない、前代未聞の社会です。親たちは、経済の高度成長の原動力となり、多くは自らも社会的達成を果たしました。ところが、逆に親たちが自らの成功体験によって「見失った何か」が要因となって、不登校・ひきこもり、未就業、フリーター、パラサイト、リストカット、摂食障害、薬物乱用といった社会病理現象が、若者の間に多発・蔓延しているのです。奥山はそれを精神文明の貧しさと看過しています。実に、これらは物質的に豊かな社会ゆえの精神的アンバランスの病理なのです。
親たちは、若者たちの予期せぬ動きに途方に暮れ、困惑・混乱するばかりで、自信を喪失した状態に喘いでいます。 本書は、社会の後継たる若者たちの「引きこもり問題」に対する方策はもとより、若者たちが生き生きすることが出来る社会のあり方を指し示し、さらに親たち自身の生き方の見直しにまで、多くの貴重な提言を与えてくれています。
行き詰まり、混迷を深める時代の狭間において、何とか活路を見出したいと願う方々に、問題の本質的な解決の方向を提言する書として、本書をお薦めいたします。 六月末に全国各地区会に少し配本致します。宜しくお願い申し上げます。 |
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引きこもり 未曾有の破たん家庭、破たん人生が
全引連調査部(KHJ東海なでしこの会)からの警鐘!
やって き始めるのか・・・?
二十一世紀型の福祉ビジョンの実現急務! |
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| 社会的偏見に取組む欧米 |
 カナダ、アメリカ、オーストラリア、英国、デンマークなどの政府、NPO組織などの“Mental
Health Problems”への取り組み姿勢を調べてみると、驚くことに、この偏見や世間体排除への意思が強く読み取れ、早期顕在化、早期処置、更に予防活動への力点が感じられます。
英国の王立精神医学協会の偏見撲滅5カ年計画をBBC放送が報じていますし、オーストラリアトラリアではメンタル・ヘルス月間を設けています。
次の、此方からの質問にお答え下さい
(1)日本では、いわゆる「世間体」が引きこもりの発生、本人の治療、家族の抱え込み、従って、Social Withdrawalを長期化させ、HIKIKOMORIという違った言葉を必要とするように変質させたという見方もあります。デンマークや北欧の国々、及びヨーロッパ、更に、アメリカなどで、この「世間体」の感覚は存在しますか。精神病理の克服のために、この世間体への取組の活動の歴史がありますか?
(2)上記に関連して、オーストラリアのARAFMIという大きなNPO組織の文献の中に、You are not alone貴方は一人ではない)
Families help families(家族と家族の連帯)Not agonize but organize(苦悩よりも組織化)などのスローガンが見られます。これは、「世間体」を家族の連帯の輪を広げて、軽減しようとする意識の表れではないかとも思います。(
KHJ東海なでしこの会) |
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「子供との距離置いて」
静岡で講演会
引きこもり打開策紹介
引きこもりの打開策を説明する 小西さん=静岡市池田のグランシップ |
 子供の引きこもりに悩む家族の会「KHJ静岡いっぷくの会」は二十二日、静岡市池田のグランシップで講演会「引きこもりの解決法」を開いた。大阪の引きこもり支援
団体「 以和貴」の 小西勝之代表(61)が、家庭を回って相談に応じる活動の中で見つけた打開策を説明した。
小西さんは「引きこもりとは自分を見失うこと」と分析し、親子で「自分史」を作って自分らしさを発見する取組を紹介した。引きこもりの家庭は親と子がお互いに依存する母子共依存の悪循環に陥るケースが多いことも指摘し、「親自身が何かに熱心に打ち込む姿を子供に見せたり、外部の人を家に招いたりして、子供との距離を置くべき」と呼び掛けた。 |
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