2016年12月21日

1月29日(日)に広島で「ひきこもり大学 in 広島」を開催しました。

Filed under: お知らせ,ひきこもり大学,中国・四国 — caravan @ 10:13 AM

『ひきこもり・不登校等支援団体合同説明会&ひきこもり大学』
ひきこもりを経験した講師による「ひきこもり大学」と、子供・若者の支援を行う団体による支援内容を説明する「合同説明会」を開催します。ひきこもり、不登校でお悩みのご家族、ご本人、学校関係者をはじめ、子供・若者支援に関心をお持ちの方のご参加をお待ちしております。

ひきこもり大学とは・・・
ひきこもり状態にある/あった人が講師となり、「ひきこもり」体験を通じた見識や知恵、メッセージなどを、関心のある人たちに向けて講義するものです。「空白の期間」などとネガティブに受け止められがちな「ひきこもり」という状態像ですが、当事者ならではの捉え方を共有することを通じて、ひきこもり期間を経て得たものへ価値を見出し、様々なネガティブな誤解を解いていくことを目的としています。理解をより深めるために、講義を聞いた後に参加者同士でグループ対話を行います(見学席と休憩室をご用意いたします)。

ひきこもり大学 in 広島チラシ表 ひきこもり大学 in 広島チラシ裏 チラシダウンロード(PDF形式 781kB)

●ひきこもり大学プログラム
1限目 自助活動学部 在宅ワーク(テレワーク)学科
講師: 岳谷一郎(仮名)
【プロフィール】小学校高学年から中学まで不登校となる。高校は不登校や非行児童を対象とした高校に休みながら通う。専門学校に進むが、その後大学への進学に失敗し、その後約8年間ひきこもり(半外こもり)生活となる。離人症やパニック障害を発症し、不安障害を経て現在も治療中。2年ほど前に人間関係のつながりが無いのは恐ろしいことだ、と思ったことから不安を抱えて不登校・ひきこもりの全国イベントに参加。それをきっかけにひきこもり自助グループの『NPO法人 わかもの国際支援協会』につながり、現在は制作の仕事をしながら福祉部の事務スタッフをしている。

2限目 学科:引きこもり経験って社会的価値があるんじゃない?!
講師:ばばちゃん(仮名)
【プロフィール】4回の引きこもり暦。家庭、学校、仕事において特定のタイプの人とのトラブルが数多く起きる人生で、40歳直前で自分がアスペルガー症候群(発達障害)だと判り、家族の障害への不理解の中、死に方を探す日々を過ごすが、心の底の何処かに微かに有る孤独に耐えられない『人(共感)を求める』心が日中の居場所を探す行動へと導く。やがて福祉施設でピアサポート(当事者同志の寄り添い支援)に出会い、ピアサポーターとしての活動や勉強会に参加する日々を経て、施設で利用者主催プログラム『癒し場』を始め、そこから波及して引きこもりの中心の当事者会『きびAU会』を立ち上げる。 現在は生活介護施設で各種の生き辛さを持つ利用者の支援の仕事をはじめて数ヶ月目だが、40歳を超えての社会復帰の道のりは困難の連続、ピアサポーターとして沢山の課題を突き付けられる日々である。

3限目 グループで対話

開催日:2017年1月29日(日)
参加費:無料(ひきこもり大学、合同説明会両方とも)
会場:ひきこもり大学(13:30~16:00/受付12:30~)合人社ウェンディひと・まちプラザ5階(広島市中区袋町6番36号)
合同説明会(11:00~16:30)合人社ウェンディひと・まちプラザ6階
※ひきこもり大学と合同説明会の会場は同一建物です。
定員:ひきこもり大学 100名
申込方法:ひきこもり大学参加申込書に、お名前・携帯電話番号・ご所属を記入の上、ファックス、メールまたは郵送でお申し込みください。電話受付も可能です。申込期限は、平成29年1月13日(金)になります。
・郵送先:〒730‐8511 広島市中区基町10-52 広島県 環境県民局 県民活動課 青少年健全育成グループ
・メールアドレス:kankatsudo@pref.hiroshima.lg.jp
・FAX:082‐511‐2173
・電話番号:082-513-2740(受付時間:土・日・祝日除く8:30~17:15)
開催について:広島県、KHJ広島「もみじの会」の共催

2016年11月19日

12月18日(日)に富山で「ひきこもり大学 in 富山」を開催しました。

Filed under: お知らせ,ひきこもり大学,北陸 — caravan @ 12:56 PM

12月18日に富山県射水市で開催いたします。近隣のみなさま、ぜひご参加ください。

ひきこもり当事者の社会参加を支える枠組みづくり

最近の内閣府による調査でひきこもっている若者が全国で54万1千人に上ると推計されると発表されました。今回は15~39歳までに限定されていて、「長期化」「高年齢化」が問題になり、40歳以上のひきこもりが増えていて、全体像は見えていません。

私たちKHJ家族会は、外出できない当事者に代わり家族がつながることで当事者や家族の孤立を防ぐ努力を重ねてきました。しかしともすれば親としての思いが先に立ってしまい、当事者が望む支援とのズレが生じてしまうこともありました。

一方近年になって、様々な参加者が集まり対話集会や、ひきこもっていた人がその経験から得られた知恵などを講義する「ひきこもり大学」など、当事者が主体となる新しい動きが各地で生まれています。

このたび富山で開催する運びになりましたので、是非ご参加くださいますようご案内申し上げます。

ひきこもり大学 in 富山チラシ チラシダウンロード(PDF形式 347kB)

日時:2016年12月18日(日)13時30分~17時(受付開始13時)
会場:射水市新湊交流会館2Fホール(富山県射水市三日曽根9-18)
定員:100名(申し込み必要)
参加費:一般・当事者:500円

1時限目 ジャーナリズム学科報道学部
テーマ「ひきこもりについて(仮)」
講師 池上正樹氏

2時限目 ニート学部思いこみ学科
テーマ「「進学・就職、「当たり前」と思っていたことが変わった」
講師 中川翔平氏

3時限目 参加者でグループ対話 (3時限目限定で見学席あります)

講師プロフィール:
池上正樹氏(ジャーナリスト)
1962年、神奈川県生まれ。大学卒業後、通信社勤務を経て、フリーのジャーナリストに主な著書に「ドキュメント ひきこもり~長期化と高年齢化の実態」(宝島新社)、「大人のひきこもり~いま日本に潜む大問題」(講談社現代新書)、他多数。

中川翔平氏
1981年生まれの34歳。25歳の頃から約2年ほどひきこもり状態へ。その間、地域若者サポートステーションに通う。その後、キャリアカウンセラーの資格を取得し、就労支援機関の相談員になる。気が付いたら支援者になっており、他にも、富山県内の短期大学・専門学校で非常勤講師を務めている。

申し込み方法:
12月18日(日)午前9時までにお名前(ハンドルネーム可)をFAXまたはメールでお送りください。
・FAX:0766-86-3891
・メールアドレス:heartopia21@gmail.com

主催:NPO法人はぁとぴあ21KHJはぁとぴあ家族会
共催:NPO法人KHJ全国ひきこもり家族会連合会
後援:富山県 富山市 高岡市 射水市 砺波市 南砺市 小矢部市 氷見市 射水市教育委員会
富山市社会福祉協議会 高岡市社会福祉協議会 射水市社会福祉協議会
砺波市社会福祉協議会 南砺市社会福祉協議会 小矢部市社会福祉協議会 氷見市社会福祉協議会

お問合せ:NPO法人はぁとぴあ21 (担当:高和洋子 TEL:090-2035-3116)

2016年7月21日

8月14日(日)に岡山でひきこもり大学を開催しました。

Filed under: お知らせ,ひきこもり大学,中国・四国 — caravan @ 2:10 PM

既にお知らせしています通り、2016年度は助成金でのキャラバンは開催せずに、都道府県・支部ごとに独自開催することとなっていますが、まずは8月14日に岡山で開催しました。

日時:2016年8月14日(日)13時~16時(12時半開場)
会場:ゆうあいセンター 大会議室(岡山市北区南方2-13-1)
定員:30名(申し込み者優先で当日参加可能)
対象:ひきこもりに関心のある一般の方々と岡山きびの会会員
参加費:一般・きびの会賛助会員など:1,000円、きびの会正会員:500円、当事者:無料

司会進行:NPO法人 グローバル・シップス こうべ代表 森下徹さん

講師:中村 嘉孝さん
テーマ:就職学部キャリア構築学科
プロフィール:神戸大学法学部に所属。高校時代に約半年間の引きこもりを経験、その後、浪人を経て今の大学に入学。大学時代は海外留学と低所得者向けの塾勤務に打ち込み、先日、就活を終了。来年からは名古屋の自動車メーカーで世界中を飛び回る仕事を予定。最近のマイブームは、深夜番組を見ながら、生ハムの塊(10キロ)を1人でちょっとずつ食べて悦に浸ること。死ぬまでに一回、おしゃれなバーとかに行ってみたいと夢見る24歳男子、彼女なし。

Tomo Saitoさん
テーマ:人生学部発達障害学科
プロフィール:近況について、平成28年4月から職場で配置換となり、岡山市旧御津町で働いており、職場近くに引っ越しました。
今はいつもお会いしているぱる・おかやまという地域活動支援センターやKHJきびの会等に参加しており、けやき通りメンタルクリニックに通院しています。
傷病名は、広汎性発達障害(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群)、双極性感情障害です。
また、6月からヘルパーサービスを利用しており、週2回家に来ていただいており、一人暮らしに必要な食事・洗濯・掃除のやり方等を教わっています。
平成29年3月に障害年金を申請する予定です。

主催:KHJ岡山きびの会
問い合わせ・申し込み:電話090-7541-5263(川島)

※内容などが変更になる場合があります。

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