活動理念
KHJについて
KHJの略称は、平成26年度から、Kazoku Hikikomori Japan(家族・ひきこもり・Japan)に改訂されました。
「日本で唯一の全国組織の家族会(当事者団体)」という意味です。
KHJでは、ひきこもりを抱えた家族・本人が社会的に孤立しないよう、全国の家族会と連携し、行政に働きかけながら、誰もが希望を持てる社会の実現を目指しています。
役員
理事長
伊藤 正俊 | NPO法人から・ころセンター代表 |
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中垣内 正和 | 精神科医、長岡フェニックスの会顧問、ながおか心のクリニック院長 |
副理事長
境 泉洋 | 宮崎大学教育学部 准教授、臨床心理士 |
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理事
藤岡 清人 | KHJ広島もみじの会代表 |
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山本 洋見 | NPO法人 てくてく |
池上 正樹 | ジャーナリスト、ひきこもりフューチャーセッション庵-IORI-設立メンバー、KHJ広報担当理事 |
坂本 勲 | KHJ高知県親の会「やいろ鳥」の会 |
田中 義和 | KHJ東海 NPO法人 なでしこの会 |
日花 睦子 | NPO法人 大阪虹の会 |
監事
近藤 正隆 | NPO法人 ウヤギー沖縄 代表理事 |
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理事長からご挨拶
「家族会の社会的役割について」
KHJ全国ひきこもり家族会連合会理事長
NPO法人から・ころセンター代表
伊藤 正俊
KHJ家族会には家族が元気になり自助力を高めていくためのあり方と、ひきこもりの現象を社会に発信する啓蒙の両面があると思います。私たちが生活している今の社会は、自殺者が減少したとしても毎年2万人からの人々が自ら命を絶っていく社会。
それから学校社会は不登校やいじめがまた増えてきている現状の中で、私達、家族や当事者は、社会生活に生きづらさを抱えています。家族会は、地域社会と連携しながら、生きづらさをはらんだそのような社会をどう変えていったらいいのか、当事者団体だからこそわかるこの社会の矛盾や生きていく事の苦しさについて、声をあげていく社会的使命も負っているかと思います。
又、生活困窮者自立支援法が施行され、身近な地域における市町村単位での家族会発足も求められてくるかと思います。誰もが排除されない社会「ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)」、または「お互いを認め合い、支えあい、補い合う社会」を目指していくために、草の根的に家族が集い発信できるための場が増えていくことが期待されます。
「全国の家族の皆さまへ」
KHJ全国ひきこもり家族会連合会理事長(共同代表)
ながおか心のクリニック院長
中垣内 正和(精神科医)
当会は1999年、埼玉岩槻にて故奥山雅久氏によって創設され、ひきこもりに取り組む唯一の全国的な組織として活動を重ねてまいりました。相談先すらなかった時期を経て、いまやひきこもりは、社会全体で取り組むべき課題として認識されています。
創意工夫を続ける当会は、ひきこもり当事者やその家族にはなくてはならない活動団体として幅広く認められています。 全国の悩めるご家族の皆さま、どうぞ問題を家の中におかないで、当会にご参集ください。次世代のために、ご自身のために、新しい社会のために出会いましょう。