第19回KHJ全国大会 in 大阪 令和7年11月30日(日)開催
大会テーマ:共創~「自律」地域(ここ)で生き抜く~
~KHJ全国ひきこもり家族会連合会・実践交流研修会~
KHJ全国大会in大阪
2025年11月30日(日)
大会趣旨
KHJは、1999年に発足以来、「ひきこもり」状態にある方々への社会的偏見に対して、家族、本人の切実な声をあげ続けてまいりました。
年一回の交流研修会として開催する全国大会は、『KHJ家族会』と各地域の支部で構成した実行委員会とが、協同して本人と家族、専門家、行政、支援関係者が、出会い、共につながり、発信していく場であり、「ひきこもり」への社会的理解と支援促進のために学びを深める場です。
19回目を迎える今年のテーマは、
~「自律」地域(ここ)で生き抜く~
キーワードである「自律」は、今年1月に、国のひきこもり支援の指針として、厚生労働省より発表のあった「ひきこもり支援ハンドブック~寄り添うための羅針盤~」にも掲げられたものであり、一人ひとりが、自らの意思で生き方を決めることが尊重されるという方向が示されたものでもあります。
そこでは、官民が手をとり合って多くのひきこもり本人や家族の声に耳を傾け、一人ひとりに必要なオーダーメイドの支援をつくるために、社会が変わっていかなければならない、もう誰も、孤独の中で生きなくていいのだ、という「社会モデル」の重要性が改めて、認識されたところです。
ひきこもり146万人(内閣府調査2022)の現実に対して、長年にわたるわたしたちの声が、ようやく届き始めた今こそ、全ての人の人権を尊重し、誰もが生きることを諦めないでいい社会、「生きたい」と思える地域(ここ)をつくらなければならないという、KHJの基本理念に立ち返り、新たな気持ちで共に歩んでいかなければならないのです。
大阪でのKHJによる全国大会の開催は、初めてとなりますが、地域でのさまざまなとりくみを報告し合うことで、「地域(ここ)で生き抜く」たくましさや、あたたかさが、地域のつながりとなり、孤独・孤立から抜け出す力となっていることを、全国に発信していきたいと考えています。
みなさんの力を、大阪に届けてください。共に、未来を創りましょう!
第19回KHJ全国大会in大阪実行委員会 日花睦子
主催・共催・後援
【主催】特定非営利活動法人KHJ全国ひきこもり家族会連合会
【共催】KHJ大阪虹の会、ひきこもり学会、あみだな
【後援】厚生労働省、大阪府、大阪府社会福祉協議会、大阪府臨床心理士会
・・・・大阪社会福祉士会、COCOいこっと、KHJつばさの会大阪
チラシ
【表】
【裏】
ダウンロード (PDFファイル3MB)
基調講演 :「地域で生きていく(仮)」
<講演者>
勝部麗子さん(豊中市社会福祉協議会)
課題別会議の詳細、登壇者(クリックで表示)
■課題別会議の概要登壇者一覧
1.地域でつながり続ける
・中井俊雄さん(メートルダム清心女子大)
・廣瀬優子さん(相談支援員)
日々、暮らしている地域が、本人に家族にとって、生きやすい場になるためには何が必要なのか。
ひきこもりについての正しい理解を広げ、具体的な事例をもとに、地域でできる支援体制について考えます。
2.制度の狭間-8050兄弟姉妹
・池上正樹さん(ジャーナリスト/KHJ広報アドバイザー/一社SHIP代表理事)
・深谷守貞さん(KHJ本部ソーシャルワーカー)
家族会でも高齢化は否めず、8050問題は、喫緊の課題です。
同時に、親世代の高齢化によって、兄弟姉妹の支援ニーズも高まっています。
本人や家族から届く切実な声から、これからの方向性を見いだします。
3.本人家族の生の声
・岩田光宏さん(大阪経済大学)
・阪南市草の根ネットワーク
・本人経験者家族
みんなで「やりたいことをやってみよう」と集まったイベントは、ひきこもりにおいて、何かのきっかけ(トリガー)になりました。
実際の様子から、本人たちの強みを発掘します。
4.支援ハンドブックから拡げる~自立と自律を考える~
・山﨑正雄さん(高知県精神保健福祉センター)
支援ハンドブックは、本人や家族の意思の尊重という点や、社会モデルという視点によって、ひきこもりの理解を一歩進めましたが、本人や家族の疑問や不安から、これからの方向性を見いだすことも大切です。
地域での具体的なとりくみについて考えます。
5.ひきこもり基本法はどうあるべきか
・田中敦さん(NPO法人レター・ポスト・フレンド相談ネットワーク)
ひきこもり基本法は、地域での意見書採択などによって、理解を広げていくためのとりくみとともに、本人や家族のニーズを吸い上げ、生きたいと思える社会をつくっていくことが重要です。
そんな本人や家族の願いについてみなさんと話し合います。
6.ピアサポのつどい(誰でもご参加いただけます)
・伊藤康貴さん(大手前大学)
・上田理香さん(一社SHIP代表理事)
コロナ禍以降、オンラインでの会合や居場所なども増えてきましたが、対面で得られる仲間のパワーは、とてつもなく大きいです。
立場をたがえず、いろいろな方々と、対面での対話を重ねます。
課題別会議のご希望は、当日も変更可能です。
課題別会議の後日配信は、一部分のみとなりますのでご了承ください。
お申し込み方法
〈1〉大会参加申し込み専用フォームで必要事項を記載しお申し込みください。
https://forms.gle/CVdTEV12PvbJ4FrZ8
〈2〉FAXで、必要事項を記載しお申し込みください。
【参加申込みの必要事項】
⓪参加方法:会場参加/オンデマンド配信のみ
①氏名
②ふりがな
③郵便番号・住所
④連絡のとれる電話番号、メールアドレス
⑤お立場(家族・経験者・一般)
⑥ご所属(あれば)
⑦課題別会議の第1希望・第2希望
※課題別会議のご希望については、今後の参考にさせていただきます。当日の変更及び他の会議への移動は可能です。
⑧懇親会(別途3,000円)参加の有無
⑨領収書の要否
⑩その他(自由記載):車椅子利用等
⑪応援メッセージ
※定員450名に達し次第締め切ります。
会場
所在地 大阪市東淀川区大隅2-2-8
<交通アクセス>
○阪急「上新庄」駅から徒歩15分、または、バス5分
○大阪メトロ今里筋線「瑞光四丁目」駅から徒歩すぐ
○「大阪」駅からバス36分「大阪経大前」すぐ
※会場には駐車できません。公共交通機関・コインパーキングをご利用ください。
参加対象者
本人・家族・支援者・行政関係者・関心のある方
定員(大会)450名
※全体会は、別室視聴となる場合があります。
※申込者全員に、後日オンデマンド配信を予定しています。
なお、課題別会議の後日配信は、参加者のプライバシーなどを考慮し、一部分のみとなりますのでご了承ください。(3と6を除き配信を予定)
参加費(税込)
※オンデマンド配信のみご希望の場合も、参加費は同額です。
※大会参加費と、懇親会費を合わせて、お振り込みをお願い致します。
(家族・一般の方が両方参加の場合は、合計6000円をお振り込みください。)
※大会参加費、懇親会費の振込後の返金は、致しかねますので、ご了承ください。
大 会
家族・一般 3,000円
本人・経験者 1,000円
懇親会
参加者 3,000円 (大会と同じ会場です)
振り込み先
○三菱UFJ銀行 羽衣支店
○特定非営利活動法人大阪虹の会
○トクテイヒエイリカツドウホウジンオオサカニジノカイ
○普通・ 店番 594
○口座番号 0037797
※1週間以内を目途に参加費をお振り込みください。
※振り込みの際、必ず、申込者のお名前を明記ください。異なる場合、対応できません。
<受付締切>11月初旬予定
大会に関するお問合せ
第19回KHJ全国大会in大阪実行委員会
📱 090-6676-7637(大阪虹の会 日花睦子)
📧 hibana@khj-h.com
特定非営利活動法人 大阪虹の会
📞・FAX 072-265-2021(火木午後のみ)
特定非営利活動法人 KHJ全国ひきこもり家族会連合会 本部事務局
📞 03-5944-5250 (月水金13時~19時)
FAX:03-5944-5290
📧 taikai2025@khj-h.com