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特定非営利活動法人
KHJ全国ひきこもり家族会連合会

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11月25日(日)に大阪で自分らしい生き方シンポジウムin関西を開催しました。家族と本人の声がメディアに掲載されました。ご参加ありがとうございました。


「こんな自分でもエエんかいな〜」

自分らしいって、なんなんか、ようわからへんけど、いろんな話を聞いて、一緒に感じてみよう!
自分らしく生きることって? ちょっと立ち止まって考える秋の1日。
自分のペース、自分らしい幸せ、ライフスタイル、出会い、自己表現…

「要旨集&自己表現スペース作品集」をご希望の方に実費頒布しています。

詳しくはこちらをご覧ください。

開催にあたり

「あなたが就労や自立に捉われず、生きる上で最も大切に思っていることは何ですか」。最も多かった回答は「自分らしさ、人間らしさ」でした(KHJ調べ2017)。「今までの価値感(~すべき、労働観、性別の価値観など)にとらわれることなく、自分らしく生きていけるよう模索していきたい。家族も、ひきこもる本人も、楽に生きていける社会は、誰にとってもいきやすい社会だと思う」(父親・60代)。社会の基準から、「回復」や「自立」を求め、生きづらさを増している人は少なくないと思います。世間や周囲から求められるこうあるべき姿を追いかけ、今のありのままの自分を大切にする気持ちが失われてしまうこともあります。
本シンポジウムでは、生きづらさをかかえる本人、経験者、親、兄弟姉妹、また支援に携わる支援者の方々それぞれが、自分の言葉で、自分の思いを語り、それぞれの「自分らしい生き方」を発信します。自分のペースで、立ち止まったり、迷ったりしながら、ボチボチ生きている・・・・、そんな私たちの声を聴きにきませんか。自分らしい幸せ、自己表現、多様な生き方について、参加者のみなさんと一緒に、感じ、考える場になればと思います。

―自分らしい時間を感じてみよう、出会ってみよう

(エラそうな人は出ません!)

第一部11:00~ 音楽パフォーマンス

京都●たなかきょう
断続的に引きこもり経験中に、音楽に目覚め活動開始。ライブハウスでの音楽活動、歌って喋る講演会等で様々な場所で活動している。「人は何度でも生き直せる」この想いを歌に込めている。

兵庫●おーまきちまき
1965年、神戸生まれ、在住。シンガーソングライター。ちんどんや体験からアコーディオンにであい、バンド「せいかつサーカス」を経て、オリジナル曲の発表をはじめる。その矢先に阪神淡路大震災に遭い、「歌のボランティア」を経験をする。さまざまな場所によばれ ライブを展開。CD多数。「わたしはなんで歌ってるのか?」←ちょっとわかんなくなってた(けど脱しつつはある

第二部13:00~ 本人、家族、支援者の立場を超えて、自分の「今」を語る 「いろんな生き方、ぼちぼちやってきました」

●大阪「主夫という生き方を夫婦で語る」泉 奈那・泉 翔 NPO法人ウィークタイ
2013年に結婚。共に大阪府豊中市に在住。関西大学のSF研究会で知り合う。夫の翔は「ひきこもり界隈」ではちょっとだけ有名(?)な社会活動家。掃除が好きで、夫婦間では家事を担当。得意料理はトマト煮込みスープ。妻の奈那は家計を支える会社員。家事は食器洗いとゴミ捨てしかできず、よく家を汚す。虫の苦手な夫をしばしば助ける。
#夫は生きづらさ当事者 #夫はピアサポーター #妻は会社員 #幸せと言えば言える #ラブラブ
●兵庫「自分がわからないまま親になった」上谷 桂子 社会福祉団体事務局員
兵庫県姫路市 住在。その時、心に浮かんだことを、その時の言葉で話してみたいとおもいます。
#やっと見えてきた私だけの幸せの意味
●高知「子どものひきこもりで直面した自分の生き方――人生の意味を問い続けて」坂本 勲 KHJ高知県やいろ鳥の会
親の会に参加して13年、子どもも変わったが私自身も変わることができた。自分の人生をより豊かに生きるために、苦しみに寄り添い生きづらさに思いをめぐらしながら、たくさんの方々に支えられて高知県の親の会活動を続けています。
●大阪「挫折したのは、私ではなく」鈴見咲 君高(スズミザキキミタカ)
44歳。ほぼ無遅刻無欠席ながら根本的に必要な教育が受けられず、大学で生き方が破綻。計16年ひきこもり(中程に約1年就労)の末現在バイトを2年半継続中。こもり中の2000年頃にパソコンのキーボードと出力される文字の関係を変更できるソフトウェアを開発、日本で最初期にその個別性・多様性を主張するも、ひきこもり故に積極的に販売できず。近年学校の前提が不登校の、また勤労の義務がひきこもりの原因であることを発見。
#元ひきこもり本人 #勤労の義務研究者 #日本語入力の多様共生社会提唱者 #未だ教育の権利を満たされていない本人 #ダライアスバーストクロニクルセイバーズCSモードプリセット全クリア達成者
●大阪「家族会~みんな誰かの応援団~」日花 睦子(ヒバナ チカコ)
38年の小学校教師生活を2016年に終え、それまで封印していた息子のひきこもりに目を向けるようになった。現在は、NPO法人大阪虹の会、泉州ひきこもり家族会コモドの一員として、大阪の最南部に位置する泉州地域で、ひきこもり問題、子どもの孤食、などを考える活動を模索している。新しい人や考え方との出会いに胸躍らせて、いまだたくさん学べることを楽しんでいる母
#全ては息子から学んだ #家族会という居場所から元気を得て #自己否定からの解放
●大阪「絵が私より先に社会復帰した」白石 裕一
不登校から約10年のひきこもり、精神疾患をあじわいその間の創作活動の絵が自分の身代わりに、考える、継続、人と出会うを教えてくれた。現在38歳。同じ思いで苦しむ当事者と特にその家族、それを支援する支援者への支援を公的機関との関わりも通し活動中。当事者目線で親側、支援者側をみることにより自らの理解とより良い支援を共に模索し、社会の中心へ向け一歩づつ前進中。
●石川「みんなちがってみんないい」林 昌則
KHJ石川県いまここ親の会代表 中高生のフリースクール「まなびのこや」校長。ひきこもりたちで共同で生活するシェアハウス「しぇあはうす百笑」「にこにこハウス」を運営。就労にむけて自然体験、農作業や便利屋オッケー、ニート引っ越しセンターなどの活動を行っている。
●大阪「自分らしく生きる」児島 一平
1971年2月生まれ。現在47歳。高校の時、不登校(ひきこもり)に。その後紆余曲折を経て普通の会社員となるが、34歳の時に勤めていた会社が倒産。が、それをきっかけにレンタルボックス事業で起業する。更に42歳でリサイクル品の買取・販売事業をおこなう株式会社一善堂を設立。しかし、効率や経済ばかり追いかける毎日に嫌気がさし、ふたたびひきこもりそうになる。自分との対話を通じて「何のために?」や「自分らしさ」を考えなおし、「耕作放棄地再生」や「農」を通じて「人の再生」をおこなうNPO法人みんなの未来かいたく団を設立。また、この収益ゼロのNPO活動を「本業」と位置づけ、今年4月には畑のある河内長野市に移住。農を通じたコミュニティづくり、「月収10万円で豊かな生活を」をキーワードに、次世代のライフスタイルの一つを提示するべく活動に励んでいる。
●滋賀「ひきこもり経験者タレントが、自分のいままでと現在を赤裸々に話します!」谷 諒次
子どもが子どもらしく生きられない家庭での生活や、そんな家庭で生活してきた自身のパーソナリティから人間関係でずっとサバイバルをしてきた、32歳。不登校・ひきこもり経験あり。ひきこもり・若者支援をガッツリ受けてきた経験があるが、現在もいきづらさを抱える若者当事者。いまは若者への理解や関心が高まるようひきこもり経験者タレントとして啓発活動に参加したり、当事者本人のための自助活動グループ「ReLife」を仲間たちと運営している。
コメンテーター
●京都「こんな自分でもエエねんで」高垣 忠一郎
心理臨床家。1944年高知県生まれ。1968年京都大学教育学部卒。専攻は臨床心理学。京都大学助手、大阪電気通信大学教授、立命館大学大学院教授などを歴任(2014年3月退職)。登校拒否・不登校問題全国連絡会世話人代表。主な著書に『生きることと自己肯定感』『競争社会に向き合う自己肯定感』『揺れつ戻りつ思春期の峠』『登校拒否を生きる』『生きづらい時代と自己肯定感』『つい「がんばりすぎてしまう」あなたへ』(いずれも新日本出版)、『自己肯定感って、なんやろう?』(かもがわ出版)、『癌を抱えてカンガーへ』(三学出版)など。

司会
●大阪 竹内 佑一 大阪・南船場にあるPSIカウンセリング代表。開業して7年目になる、家族問題の特に親子間の問題を扱う事務所の代表として、積極的に他団体とも関係を持ちながら「ひきこもり」や「非行」の問題に新しいアプローチを行っている。また「ひきこもり・若者支援マップ作成プロジェクト」のプロジェクトリーダーとして、近畿地方の団体を調査し、当事者や支援者に新しい情報の発信を続けている。ダイバーシティカップin関西運営委員。
#カウンセラー!? #フィールドワーク好き #ワークショップ好き #なぜかイベント司会経験多数 #いろんなところに出没します
●長崎 伊藤 康貴 大学教員。地元の進学校にて不登校となり、中退。大検を取り大阪の予備校に通う中で引きこもっていく。2年経ち、大阪の定時制高校に編入し卒業。大阪や兵庫の大学・大学院で社会学を専攻し、「ひきこもり」をテーマに研究。グローバル・シップスこうべを中心に関西地方の当事者活動にフィールドワークを行う他、支援機関のマップづくりをしたり、博士論文を仕上げたりしていたが、ふと気づいたら佐世保の大学にいる。#もろもろ1年目 #自称コミュ障 #関西戻りたい

第三部16:30~ 参加者の交流、対話、分かち合い

[内容は決まり次第お知らせします]

自分の表現を通して、参加者と出会う機会を作ります♪「自己表現スペース展示(販売)募集について 」

いろんな表現を大切にしたい・・・・ささやかでも、日々を支えるもの、自分が大切にしたいもの・・・
いろんな表現、物創りをしている方、ご自分の作品で参加しませんか? ※出展料無料
内容
「自己表現」スペースにパネルもしくはテーブルを使っての展示を行います。文字、アート、イラスト、写真、Tシャツ、ポストカード、陶芸など、表現の種類は問いません。販売も可能です。
展示スペースについて
一団体様(または一応募者様)で、パネル半分サイズまたはテーブル1台分を使用可能です。
・パネルサイズ  縦176cm × 横116cm (展示高さは地面から180cm以内におさめてください)
・テーブルサイズ 長さ180cm ×幅45cm (出店位置については主催側にお任せください)
シンポジウムでの冊子掲載について
「KHJ自分プロジェクト 自己表現ブック(小冊子パンフ)」(当日参加者に配布予定)に作品を掲載させていただきます。作者の紹介文も掲載します。作品と作者、そこに出会いたい人が出会うための冊子です。出展した作品の中から2点まで掲載させていただきます。
販売希望の方へ
当日、出展作品の販売を希望される場合は、事前に下記までお問合せください。(10月25日締切)。売上の全額は出品者の方にお受け取りいただきますが、当日の販売と会計については、出品者(もしくは担当者)を付けていただき各自で行ってください。出品料は無料です。後日、売上げをご報告くだされば幸いです。
展示と撤収について(展示は当日9時半から開始)
展示については、出展される団体の方、または出展者ご本人が、原則、展示と撤収を行ってください。
主催側は作品の紛失などの場合、責任を負いかねますため、ご理解ご検討をお願いいたします。
出展申し込み方法(申込締め切り 10月25日)
下記項目をお書き添えいただき、jipro1125@khj-h.comまでお申込みください。
(1)出品担当者(団体名)連絡先(メールアドレス、電話番号)
(2)展示したい作品の種類・作品の写真(画像データ)
(3)作品タイトル(無くても可)
(4)展示方法の希望(パネルかテーブルか。両方も可)
(5)作品の紹介文(無くても可)
(6)作者名(アーティスト名で可)
(7)作者のプロフィール(紹介文)※必須
(8)販売希望の有無
(9)冊子に掲載したい作品の有無(掲載の場合は2点まで)
※出展料は無料ですが、シンポジウムの参加費はいただくかたちになります。ご了承ください。

自分らしい生き方シンポジウムin関西 チラシ表 自分らしい生き方シンポジウムin関西 チラシ裏
PDFチラシダウンロード表(2MB) PDFチラシダウンロード裏(2MB)

日時:2018年11月25日(日)11:00~18:00(受付開始10:30)
場所:ドーンセンター1Fパフォーマンススペース
(大阪府立男女共同参画・青少年センター・大阪市中央区大手前1丁目3番49号)

参加費:一般・家族・支援者2,000円、学生・本人1,000円
※参加費は、在宅ワークをはじめとしたKHJ自分プロジェクト事業の一部に充てられます。
定員:130名(申込者を優先に当日参加も可能です)

お申込みについて(締め切りました)

まだお席に若干の空きがあります。参加をご希望の方は直接会場にお越しください。なお満席の場合は、申し訳ありませんが、参加をお断りする場合があります。
キャンセルの場合は、
FAXかメールで、イベント名(11月25日自分らしい生き方シンポジウムin関西)と(1)お名前とフリガナ(2)電話番号かメールアドレスを以下までお送りください。
FAX(シンポジウム申し込み専用)  03-4586-7248
Mail jipro1125@khj-h.com
お一人でも多くの方に参加いただけるように、ご協力をお願いします。
フォームからとFaxでの申し込みは、こちらからの返信をもちまして予約の完了となっています。なお連絡先が電話番号のみの場合は、返信を控えておりますのでご了承ください。

お問合せ:TEL 03‐5944‐5250(KHJ本部事務局) 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-16-12-301 Mail jipro1125@khj-h.com
主催:特定非営利活動法⼈KHJ全国ひきこもり家族会連合会
協力:NPO法人ウィークタイPSIカウンセリングNPO法人わかもの国際支援協会NPO法人 神戸オレンジの会KHJ大阪虹の会NPO法人若者と家族のライフプランを考える会(LPW)NPO法人グローバル・シップスこうべ

公益財団法人JKA「ひきこもり当事者の多様な働き方と活躍の場づくり事業」2018

お知らせ

自分らしい生き方シンポジウムin関東「こんな生き方、働き方、あってもいいよね」は、2019/1/14(月・祝)に東京・池袋で開催しました。

連絡

当日は会場の周辺で大阪マラソンが予定され交通が規制されています。お車での来場はご遠慮ください。また時間に余裕をもって来てくださるようにお願いします。

マスメディア掲載

10/30(火) 『12年続いた次男の引きこもり 元教師が講演 来月、大阪でシンポ』 – 産経新聞で発表者のお一人、日花さんの事が掲載されました。
産経新聞記事
11/1(木) 『働くことより「自分らしさ」を選んだ引きこもり経験者の人生航路』:ダイヤモンド・オンライン「引きこもり」するオトナたちで発表者の児島一平さんと鈴見咲君高さんの事が掲載されました。